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特別講演 民間の生涯学習推進を考える」     香川大学教授 清國 祐二 氏


香川大学生涯学習教育研究センター長・教授 

清國 祐二 氏に講演していただきました。

「民間の生涯学習推進を考える」

Ⅰ、考え方によって生き方が大きく変わる。

島根県海土町のスローガン「ないものはない」

全てあるのかないのか、言えるような観光資源がない。ないところに価値を見出す。

発想の転換が大事。

Ⅳ、家庭教育も地域の教育力もどちらも大切

民間指導者への期待①

<未来を託する子供の教育への責任>

地域の中で学ぶ機会を作っている。地域の方にも「責任」を負ってもらう。評論家ではいけない。

民間指導者への期待②

「人づくり・絆づくり」に向き合う、「しがらみ」「お節介」への回帰?

→ミッション(使命)が大事

Ⅴ、豊さと幸せは必ずしも一致しない

「豊かさ=幸せ」でしようか?

物理的豊かさによって人間の本来の力が失われてきた。取り戻すための努力が必要

教育に「回復」の機能を付与する。「回復」が幸せにつながる。

「回復」の機能をどう担うのか?地域と家庭がその役割を担う。

Ⅵ、ある時代だからこそ難しい? 損得勘定も要注意?

損得勘定がはびこれば地域は滅びる。

「得」だけでは成り立たない。小さな「損=役割」を引き受けてやっと大きな得がうまれる。

「ある時代」の社会教育・地域社会

山頂しか知らない子供・・・麻痺した大人。維持するか転げ落ちる

→過程や苦労、作業を知らない。経験の欠如、乏しい想像力。全世代に蔓延しつつある。

豊さ・与えられる時代は終わった。地方、地域から「ほころび」が始まる。

→限界集落や消滅集落への危機感。集落も市場原理に晒されている。

Ⅶ、コーディネーターとコミュニケーション・・密接な関係

行動原理の理想像、「正義・信念」が理想的(欧米流)、しかし、私たちは

行動原理の実態は「関係・役割」では

地域の仕組みは、コーディネーターとコミュニケーション

「優しさ」「穏やかさ」「思いやり」相手の立場で考えられる人。ためになる人、役立つ人。

ひとまず「聞き上手な人」

①笑顔が多く、相槌が上手な人

②最後まで「聴いて」くれる人

③関心を以って「訊いて」くれる人

まとめにかえて

「民間」特にボランタリーな活動の難しさ、変わりがいない、見つけるのが困難。

→ミッションは熱意で支えられている。


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