セカンドライフのためのマネープランⅠ
日本証券業協会の金融・証券インストラクター 伊藤 哲 氏に「セカンドライフのためのマネープラン」を2回に分けてお話していただきます。今回第1回目は「低金利時代の資産運用と金融商品の基礎知識」について講演していただきました。
日本の個人金融資産の運用は、欧米に比べ極端に預貯金が多く「安全性」に重点を置いているそうです。しかし、“マイナス金利“の導入で、預・貯金金利は低下していることから資産運用の見直しも考える必要に迫られているのも事実です。そのためにも金融商品の基礎を学び賢い選択をすることも大切です。講演では金融商品を評価する3つのポイントに分けて解説していただきました。①安全性(元手や利子の支払いが確実なもの)②収益性(期待できる収益の大きさ)③流動性(必要な時にすぐに換金できるか)、この3つの観点から見た普通預金、国内株式、国内債券などの金融商品はそれぞれの特徴を持ちそのすべてに優れている商品はありません。金融用語やそれぞれのしくみ、そしてその魅力とリスクを分かりやすく説明していただきありがとうございました。次回は、平成29年1月15日(日)13:30~15:00 「金融商品のリスクとリターン、NISA・JrNISA
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